夫には大変感謝してます、よ?
このところ、我が家は人の出入りが多かった。
介護保険の認定の人が来て、
介護ベッドの搬入があって、
小夏ちゃんも来たし。
訪問看護の人には定期的に来てもらっている。
そうすると、
「ダンナさん、優しいですね」
などと言われる機会も増える。
確かに夫は現在、大車輪の活躍中。
仕事をしつつ、
我が家の食事面、買い出しから調理、片付けまでを一手に。
そして病院の付き添いや各種手続きを進めながら、
手間のかかる妻の面倒を見る。
まだ私は家の中では1人で自立的に行動できますが、
毎日のように「痛い」だの「辛い」だの、まあ手がかかると思う。
もし立場が逆だったら私などオロオロしっぱなしだな。
あ、逆じゃなくてもオロオロだ…
夫は「今のところ、それほど負担ではない」と言うけれど。
そんなわけないじゃんと思う。
夫の負担を減らす意味でも、訪問看護は有効かもしれないと思う。
ただ、その、人から夫を褒められるのは照れ臭い。
なんか少しムズムズする。
皆さんが帰ったあと、夫にふざけて、
「最近、妻を献身的に看病する夫だって評判ですわね~」
などと言うと、
「うん、その通りだと思うけど?」
と真顔であった。
夫の真意は私には謎である。
考えてもわからないことは考えないことにして。
ただ…。
正直、夫ばかりが褒められて、ちょっと面白くない←子どもか!
立派な夫に隠れて見逃がしがちですけど、
私も夫を全方位的に褒めて褒めまくっているんですけども。
言うのはタダですしね!
たまに誰か私のことも褒めて~などと思っている自分に気づき、
意外とカワイイとこあるな自分と思った(笑)
ま、自分のことはセルフで褒めておこう。
先日の誕生日に取り敢えずエンディングノート的なものを作った。
夫には事務的な伝達事項と共に、
「お互い大変だし、面倒なこともあると思うけど、
出来れば最後まで一緒に、面白がって過ごしてもらいたい」
旨をザックリ伝えると、
「うん、わかっている。僕は忘れないから」
と、真顔であった。
非常に頼もしい気がする反面、
彼はどこまで何をわかっているのだろうか、と疑問に思ったりする。
夫の真意は永遠に解けない謎である(笑)