正解がないってとこがスゴイ
寒さもひとしおですね。温かいお茶が沁みます。
あの。
もしかすると、このブログを読んでいて、
「なぜ他の患者と交流しないのか?」と疑問に思う人がいるかもしれない。
がん患者同士、ブログなどで情報交換している人たちもいる。
患者会や講演会などで、知り合いを作る方法もある。
私も転移(再発)する前は、患者会でお友達が出来たりして楽しかったのだ。
しかし。
今は何かの活動に参加するのが体力的に難しいのもある。
あと、病気の重さでマウントを取るつもりはないのだが、もしかすると参加者の中でも重篤な人である可能性がある。気ィ使うよね、お互いにね(汗)。
以前、医療関係者にも「患者会に同じ抗がん剤を使っている人が来るかも」と誘われたりした。
お会いして、もしかしたら情報交換できるかもしれない。
話せば気が晴れるかも。
でも。
同じ薬を使っていて、仮に相手の方がすごく効いていて、自分がそうでもない場合、私は笑顔で応対できない自信がある。
逆もあり得る。
交流を持った人の進行がもし早かったりしたら、私は何も言えないと思うのだ。
そんなことを気にして交流しないなんて、考えすぎなのかもしれない。
私の場合は、夫がわりと話相手になってくれるのもあるかも。
夫に限らないけど、特定の人にあまり負担をかけるのもどうかなと自戒する。
そのくせ病院の待合室で、仲良さげにおしゃべりしている患者さん達を見て、
うらやましいような、めんどくさいような気持ちになる。
そんな自分を持て余してしまうよ。
あ、でも、書いていて気付いたけど、
よく夫婦で行動している私たちだって、どう見られているかわからないなあ。
ただ。
今の生活に、私はそれなりに充足している。
それは確かだ。
ネガティブに考えればキリがないけど。
なんとか治療が続けられそうだし。
普段は家でのんびりして、家事をちょこっとやって。
調子のいい時に近所のスーパーや駅ビルへ行ったりする。
そして折々に気にかけてくれる人たちがいる。
生き方とか、人間関係とか、
たぶん生きているうちはずっと、
「こういう場合の正解がわからない…」
と試行錯誤するのかもしれないなあ。
などと、グズグズ言っているのは、もうすぐハラヴェンの2回目が始まるからです。
「とっととやっておしまい!」ってドロンジョ様に言われたい。