乳がんステージ4、主婦の日常生活。たまにお茶を添えて。

乳がん→肺転移。オタク体質のお茶好き主婦。基本は寝ています。

「これから新しい生活が始まります」

 

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ヘトヘトです。
ハラヴェンの治療を通院で受けてきました。


私、前回のブログでは少し勘違いをしてまして、
ハラヴェンの治療は、1週目と2週目が点滴、
3週目が休みという3週間で1サイクルでした。
3週目は通院しなくてよかったんだ(採血なし)。
※前回の記述を訂正してあります。

 

入院中に、これから通院での治療の受け方を説明して頂きまして。
実は私は5年前かな、術前抗がん剤をやっているのですが、すでに記憶が曖昧な上に、院内のルールにも微調整が入っていて混乱。


すると説明中の看護師さんが、
「来週から、新しい生活が始まります」と。

 

それは何かの宣言のようでしたが、本当に新しい世界でした。
その日の出来事を早送りでどうぞ。


当日、午前7時に家を出てタクシーで病院へ。

7:30 化学療法患者向け採血に並ぶ→採血
8:15 病院の外来受付開始→担当課へ受診カード提出
10:00 外来開始は9時で1時間ほど待つ→主治医から今日の点滴OKが出る
10:30 化学療法室へ→順番を待ち入室。点滴の針挿入。
    点滴は3つ。吐き気止めが30分、ハラヴェン5分。生理食塩水5分
11:30 会計→待合に席がないほどの混みっぷり。


ここで病院内は終了ですが、まだ調剤薬局に続く。
こちらも30分以上待ちましたので、帰宅したのが午後1時過ぎでした。

 

すごい。この日程を毎週のようにサラッとこなせる人を、私はプロ患者と呼びたい。


たまたま夫の仕事が入ってなくて一緒に行ってもらったのですが、いやこれ1人だったら私は途中で帰ってた。
ふだん家でマイペースにやっている病人には相当なストレスでした(汗)。

どれぐらい待つかわからないし、点滴の不安もあるし。

 

途中で思わず、
「こんなことオイラ無理、もう2度とやらねえ!」
と早々に小声で切れていると、
隣で泰然と読書を続ける戦国武将(夫)が言いました。

 

「職員さんがこの人数でフル活動してて捌ききれないのは、今日が特別混んでいるということでは。年明けで連休もあったし。次回は今日よりマシだと考えられる」

 

おお。そうだとオレも嬉しいよ。
っつか、その俯瞰。

上から過ぎだわ、立ち位置どこよ。天守閣?

だって今後も毎回このルーティーンよ?

「うん。時間が空いてればまたついて来るよ。僕はこういうの割と大丈夫」

 

そうか。
なんだこれ。

社会にすぐ順応できる人間と、そうでもない人の差?

あ、武将とヤンキーの違いか。

色んな意味で夫と結婚した自分を褒めたい。

 

ハラヴェンの副作用などは、今のところ心配したほどではない感じ。

そのあたりも、また書いていきます。