6冊読みました
この花↑スーパーで買ったのですが、確か2週間ほど前に…。
水を替えるたび、造花じゃないよね?と確認してしまう。
さて、セカオピ・ショックから抜け切れず、うわのそらな日々です。
そうすると、なんだか体調も悪いような気がしてきて。
そんでもってまた落ち込むループに嵌る。嫌ねえ。
数日後に主治医の先生の予約を取ったので、
それまではすることもなく…。
しかし。
いつまでも落ち込んでいられるタイプでもないようで、
このスキに何しようかなと思い始める。
ちょうど図書館で予約していた本、6冊分の「ご用意出来ました」メールが。
もう正直、これ予約しましたっけ??と記憶も曖昧なんですが。
1年ぐらい待った本もあるんじゃないかしら。
とにかく市民としては借りないと。
そして期限内に返さないと。
ウチの地域は図書館の期限が2週間なのだ。
休み休み読むので6冊は無理かなと思いましたが、
どの本も面白くて、すっかり全部読んでしまいました。
では以下にネタバレしないようご紹介します~。
さあ次はあなたが予約する番ですよ(お節介)。
「違うこと」をしないこと (吉本ばなな)
生き方指南のようなエッセイ。装丁が可愛いが内容とは関係なかった。
宇宙や目に見えないものについては、私には半分くらいしか理解できなかったが、読み手によって印象が大きく異なる本だと思う。
年老いた執事によるモノローグ。訳文の素晴らしさもあると思うが、読んでいると執事の口調がクセになる。端正で居心地のよい文章で、読み解いていく快感もあった。
同じ作家の「わたしを離さないで」も読んで損はないと思います。
寂れたラブホテルを舞台にした短編集。直木賞受賞。そっけないような語り口なのだが、切々と深々と、いつしか物語のなかに閉じ込められる。以前読んだ「砂上」もよかった。もっと他の作品も読んでみたくなります。
作家の10周年記念作にして直木賞受賞。上中下巻と3冊あるが、全体にわたって背骨がピンと張っていて、崩れることなくラストを迎える。
ややこしい家族に囲まれ、世の中に対して受け身な男の子が30代になるまでの物語。
30代40代の方に勧めたくなる本だった。
以上です。
いずれも返却するのが惜しいような、読み応えのある本でした。
物語の中にいると、我を忘れますね。
ここ数回のブログでは、ご心配をおかけしたかもしれません。
ともかく書けるくらいには元気です。
またよかったら、覗いてみて下さい。