「オルタネート」の次へ
直木賞の発表がありましたね。
私、加藤シゲアキ先生の受賞は固いと踏み、
この原稿と写真を一昨日から準備していたんですが…
でも候補になるだけでも凄い事です。
「オルタネート」の帯には「私は、私を育てていく。」とあるのですが、
NEWSのファンは、作家・加藤シゲアキの誕生から現在まで、
刊行された小説と共に見てきた人が多いと思う。
そして上から目線のようで申し訳ないけど、本当によく育ったというか、
作家として化けたなと改めて思う。
オルタネートを読み終わって素直な感想は
「次の本を早く読みたい」だった。
本の内容や論評がたくさん出ています。
有名な作家先生も褒めてくれているし、
この小説がもっと多くの、出来れば若い読者にも届くといいなと思う。
まだ未読の方は、この機会にぜひ。
でも、私が一番好きな加藤シゲアキ先生の小説は、
処女作「ピンクとグレー」なのだ。
今でも年に1度は読むかなあ。
加藤シゲアキの新作を読んだら毎回ピングレを挟む。
小説として出来がどうかとか、文体がどうとか、
そんな難しいことは私にはわからないけれど、
突き動かされるように物語を完結した作者の
命がけの勢いに毎回圧倒される。
「書くこと」と「物語を完結させる」ことは全く違うのだ。
この小説を持って作家・加藤シゲアキは生まれたと思う。
アイドルで作家なんだから、話題性もあるし、沢山オファーはあったかも。
「小説を書く」ということに真摯に向かい合い続ける姿勢は、
素直に凄いなあと思います。
個人的には彼の小説だけでなくエッセイも好き。
あと、NEWSのアルバムが出るたびにファン専用のサイトに
全曲解説のライナーノーツを書いてくれます。
メンバーのソロ曲も全部書いてくれるから、すごい文字数なんだけど、
あの文章が一番好きかもしれない。
なんて言ったら怒られそうだ。
ちょっと天邪鬼なイケメンで、アイドルで作家。
そして、とても情の深い人なんじゃないかなと勝手に思っています。
また選考会でドキドキさせて欲しい。期待しています。
「悪い男だろう？」
あ、ウチの夫は決して悪い男ではないです。
我々夫婦は寝室を別にしているのですが（咳が出たりするので）、
夫は夜中に目が覚めた時、ついでに私の様子を見に来ていると判明。
これだけ聞くと夫婦のいい話みたいですが、
私の枕元にエアコンのリモコンをそっと置いたもんだから、
私は早朝にスマホと間違えて手に取り、
「スマホが重くて持ち上げられない」と涙してました。
我が家の話はどうでもよくて、今回はベッキョンさんの話を。
20日にベッキョンさんの日本初1stミニアルバム『BAEKHYUN』が発売になります。
ベッキョンさんはEXOのメインボーカルです。
先行して配信されている「Get You Alone」のMV
※公式の日本語表記はベクヒョンですが「ベッキョン」と呼んでいるなあ。
では今のうちに宣伝しておかねばと。謎の使命感。
このMVではちょいダサな男子と、スターの2役を演じていますが、
本人も多彩な魅力の持ち主。
中世的な外見ですが、中身はかなりの剛腕だと思う。
彼はEXOのメンバーですが、ソロプロジェクトも成功させており、
今回は日本向けに日本語でアルバムを発売するという。
しかも６形態。攻めるなあ。
それだけ売り上げが見込めるって凄い。
それにしても「悪い男だろう？」って歌詞、聞くたびにちょっと笑ってしまう。
歌詞を書いた人、素晴らしい。
彼の声質が私は好きで。
ベッキョンさんは音楽学校の入試会場でスカウトされたと聞きます。
練習生期間も短く、特にダンスは苦労したと思いますが、
いまやアイドルとしてもベテラン。
そして彼の声は常に「丁度良い」。
周りに埋もれたり、必要以上に目立ったりしない。
どんな状況でもサラッと結果を出しているように見える。
客観的で広い視野の持ち主だと思います。
MCもバラエティもこなせる頭のいい人ですが、
相手の緊張をほぐし、場の空気を和ませる、
存在自体が天性のアイドル。
これから兵役がありますが、無事に帰って来て、一生輝いていて欲しいです。
アルバム特設サイト
BAEKHYUN 1st ALBUM「BAEKHYUN」2021年1月20日リリース
「オレはこれ1本なのよ」
年初の抗がん剤から1週間ほど経過し、少し落ち着いてきた。
副作用は個人差もあるし、なんだか毎回様子が違うので動揺しがち。
来てくれた訪問看護師さんに、色々と話を聞いてもらう。
「症状は辛いだろうけど、今回は抗がん剤できて良かったね」と励まされ、
しかも、「もし次回出来なくても、出来る時にまたやればいいのよ」と。
ホントそうだ（涙）
訪問看護師さんが来てくれるととても安心する。
プロがきちんと話を聞いてくれる安心感ってプライスレスだなあと思います。
さて、引き続きNOVの話を、もうちょっと引っ張っていいですか？？
実は2年ほど前の冬、私は急に敏感肌になってしまいまして（涙）。
それまでお肌の悩みなど特になかったのに。
年齢、治療、乾燥…思い当たる節が多すぎる。
そして「いよいよヤバイ。あれ買うかな」と悩む。
あれというのはNOVのスキンクリーム。1本1650円（税込）。
確か売り場の人にオススメされたんだよね。
決して高くないと思うんだけど、それまで私は安いクリームばかり使ってたから、
売り場の前でまだ逡巡していたのだ。
そしたら横からひょいっと手が伸びて、
「悪いね～」なんて言いながら、オジサマが1本つかんでレジに向かった。
オジサマは振り返って私に「俺は夏も冬も身体中これ1本なのよ」とにっこり。
その笑顔、いや、その肌の説得力ね。艶々だったの。
気が付けば私も1本つかんでレジに向かっていた。
今思うとあのオジサマはNOVの営業さんだったかもしれん。
NOVはすごい商品数なのだが、
ウチは夫もお肌が弱いので、2人していくつか試している。
何というか、どれも期待値は出してくる感じ。
目の覚めるような効果が、と言うより、安心感かなあ。
この値段で、この量だったら、文句は言えない的な。
その後は肌荒れしてないし。
そして色々試して、結局はじめに買ったスキンクリームに戻る、みたいな。
あの時の「これ1本」のオジサマと、
どこかの売り場で運命の再会を期待している（笑）
やっと2021年が
嵐の大晦日ライブの配信を見まして、
夢うつつだった部分をやっと補完できました。
淋しいけど、無事に区切りがついて良かった。いいライブでした。
私にとってはやっと2021年が始まった感じがします。
そして今回の抗がん剤、何とかOKでした。
今回も、採血の数値が1つだけ高め。
先生に「どうする？」と聞かれる。デジャブ。
「今回はやりたいんですが、難しいですかね？」と粘ると、
先生が担当者に電話してくれて、その場でOKに。
え、ちょっと待って！ 電話1本でOK？
そんでもって先生が担当さんに、
「前回はご本人の希望もあって取りやめた」みたいな話をしてて。
いやいや、規定があって無理って話だったよ？
もちろん最終的に決めたのは私だけどさ、結構切なかったよ？？
もうなんか意味ワカラナイと、ブリブリしながら点滴に向かったのでした。
でも、点滴を担当してくれた看護師さんが、
「あら、お肌ツルツル。ちゃんとハンドケアしてますね」
と褒めてくれたので全部チャラです。オールOK！
毎晩NOVでお手入れした甲斐があったというもの♪
最近は手を洗う機会が多いし、すぐカサカサになるから～
NOVは常盤薬品の敏感肌用化粧品だよ←営業さんか！
ノブ公式ブランドサイト｜乾燥肌・敏感肌向けの低刺激性スキンケアならノブ
明けない夜はない、なんて綺麗ごとかもしれないけど。
明日は少し回復するって思いながら、毎晩クリームを塗っています。
お家で映画
明日から治療再開です。
治療が出来るかわかりませんが、とにかく病院に行ってみます。
色々考えてしまうので、久しぶりに映画を見ました。
「スウィング・キッズ」は2018年に制作された韓国映画。
昨年日本でも公開されました。
映画館で爆音で見たかったのですが、
治療の日程と合わず、コロナもあり…
やっと今頃アマゾンプレミアムで500円払って見ました。
見て良かったです。
EXOのD.O.（ギョンス）が主演。
朝鮮戦争中の捕虜収容所で、寄せ集めのタップダンスチームを結成する、
というストーリー。（以下ネタバレしないように書きます。）
確かこの映画の撮影期間中にEXOのライブがあったのですが、
ギョンスは丸坊主でした。
そしてライブMCの途中に思わずタップを踏んでいたギョンス。
それぐらい、この映画は彼のタップにかかっていたと思う。
彼の身体能力を駆使した、見惚れるようなステップでした。
実は私はこの映画を、
「踊れば誰とでも仲良くなれる」みたいな内容だと思っていたんですが、
そんな単純な話じゃ全然なかった。
ラストはもう…涙も出なかった。
どうにもならない感情を踊ることで昇華しようとした彼ら。
背景や思想が違っても、「踊りが好き」って部分がお互いに伝わる。
誰にでも事情があって、家族もいて。それが本当にやるせなくて。
いつだって、犠牲になるのは普通の人なのだ。
どこか今の状況と重なって見えました。
もうすぐギョンスくん除隊になりますね。
次回作が楽しみだ。歌も聞かせて欲しい。
では、また。
お互い無事でお会いしましょう!!
明けまして!
今年もよろしくお願いします。
お正月っぽい画像のセレクトに少し違和感が↑
適当な写真がなくて💦
これは12月に食べたのですが、
ちょっとお値段の張る（自社比べ）お寿司をお持ち帰りに。
例によってナイフとスプーンなどを駆使して頂きました。
特にホタテが素晴らしかったな。とろけてました。
年始からパッとしない話題でスマンのですが、
クリスマス頃に風邪をひいたらしく、
食事もロクに取れないまま大晦日。夫の作った年越しそばが染み入る。
普段から体調は綱渡りなので、
ちょっとでも崩すと立て直すのが大変でした。
やっと落ち着いたかな。マジ体調は大事。
嵐も紅白も夢うつつ。
余力がないと何事も楽しめない…涙
※嵐はリピート配信があるという情報を頂きました。
今週末でチャンスは1度のみだそう。早めにサイトをチェックしてみてね。
このブログも続けられるんだろうか…
なんてウジウジしながらカードを引いたら、
これが出ました↓赤が印象的なアマリリス。
グーグル翻訳によると、
「決定と創造的効果」
創造性を使い果たすことは出来ません。
使用すればするほど、より多くのことが出来ます。
って。そうだよ。年始から弱気になってどうする。
今年も書くぞ～（遠吠え）
今回はキャンセルだったー！
ご無沙汰しております。
気が付けばクリスマスもとっくに終わり…
このままでは2021年を迎えてしまう～
その前に、今回の通院の顛末を、書いておきます。少し長いです。
さて、先週の抗がん剤予定の日。
満を持して病院に向かい、採血してみたら、
ちょっと数字的に見過ごせない項目が１つだけありまして。
病院の抗がん剤の規定？を少し越えてしまったらしく、
主治医の先生も「どうしようか？」と。
ええと先生、私に聞かないで💦
一応、肺のレントゲンを撮るが原因がはっきりしない。
他の数値に問題はなかったので、やるかどうか、診察室が微妙な空気に。
ここで私が「どうしてもやりたい」と主張したら、
もしかしたらOKが出たかもだけど。
年末年始は病院も休みだし、ヒヤヒヤしながら年越しもどうかと思い、
「では、今日は無理にはいいです～」とお伝えして、
年始にリスケしてもらった。
「年末年始はゆっくりしてね」と先生に見送られる。
年末で病院も薬局も混んでいて、結局全ての用事を済ませたら
抗がん剤をやったのと余り変わらない時間に。
通院って本当にボリューム感あるわあ。
帰宅後、1時間おきに夫に、
「やっぱり無理してやったほうが良かったかな？」
「でもさ、無理してやっても効果があるかわかんないしね？」
などとグズグズ言ってたら、さすがに
「うん、じゃ、そろそろ寝ようか？」
と言われる←そりゃそうだ。ゴメンよ夫。
その翌日から、なんだか結構落ち込んでしまいまして。
この1年、ずいぶん頑張ってきたが、
それは「次回の治療のため」であった。
そのために今は何をするべきか、自ずと決まってきたのだけれど、
当面は何もしなくていいことになり、
え、じゃあ私はどうすれば？？と、呆然としてしまった。
ちょっと、なんか、頑張りすぎたかも。
もちろん、そうしないと治療も出来なかったと思うけど。
頑張ったわりに、そんなに結果が出てない…気もするし。
やってきたことを後悔しているわけじゃなくて、
少し方向性の見直しをしてしようかと思ったりしています。
まずはゆっくり休んで、嵐さん達を見送ってからですかね。
今年は個人的にも想定外のことが多くて、何度か覚悟？を決めましたが、
こうして！なんとか！年末まで来ましたよ～（涙）
読んで下さっている人にとっても、今年はマジ大変だったはず。
本当にお疲れさまでした。
そしてありがとう。
一緒に2021年を迎えられそうですね。
それが私は本当に嬉しいです。いえーい！
