乳がんステージ4、主婦の日常生活。たまにお茶を添えて。

乳がん→肺転移。オタク体質のお茶好き主婦。基本は寝ています。

「できない」と言う練習

 

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家事分担は夫婦間の永遠のテーマなのかもしれない。

 

私たち夫婦は子どもも居ないし、今さらケンカする情熱?もなく、ほどほどに暮らしていたのですが…。

私に余裕がなく、夫が疲れていたりするともう大変。

 

数日前ですが、家事の分担と運営?の方法について、何度目かの派手なケンカをしました。珍しく翌日に持ち越すほどの冷戦状態でした。

 

私がしびれを切らし、打開策を提案したところ、夫がきっぱり、

「その方法は僕にはできない」

と言ったのです。

 

はあ?この非常事態に?重篤な病の妻を前にして??「できない」と言う?!

何者だコイツ(←夫だな)

 

でも、その時の夫の言い方はストレートでシンプルだった。なんか、凄く納得した。

「できない」っていう文字で頭を殴られた感じ。

 

そこでなんか私もズコーっと力が抜けて。

ひとまず、今後も考えていきましょう的に、先送りすることで落ち着いたのです。

 

私はがん転移の診断を受けてから、自分の本心とは裏腹に、

「できない」とか「行けない」とか「食べられない」ばかり言ってきた。

それが悔しかったんだけど、「できない=ダメなやつ」ではないかも。

 

何が出来て、何が出来ないのか。

それを正直に伝えたら、新しく始まることってあるのかも。

 

まあでも、家事分担については全く解決してないのでね。また書くわ♡