乳がんステージ4、主婦の日常生活。たまにお茶を添えて。

乳がん→肺転移。オタク体質のお茶好き主婦。基本は寝ています。

話たくなーいー

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口の中の「祭り」はすでにフェス、いや、カーニバル状態です。

正直、ここまで大変になるとは思ってなくて。

 

副作用だし、やり過ごすしかないんだけど、

痛みや症状があると気持ち的にへこみます。

 

食事は介護食をアマゾンでポチったり。

あとは夫が野菜スープを作って、汁だけ取り分けてくれたり。

今は話すのも痛いので、よく夫を拝んでいる。

 

しかも体調不良で動けない時は、

「冷たい水がほしい」と紙に書いて夫に持ってきてもらう。

 

いちいち書くのも面倒だし、以心伝心しないかなと念じてみるんだが、

 

ぜんぜんしない。

 

身振り手振りでも意思疎通できなかった。

 

もう途中からポンコツな2人によるゼスチャーゲームに。

 

上記のメモは、

「氷が入っているキンキンに冷えた水を頂けませんか?

それで口内のほてりを鎮めたいので」

という意味だということが共有された(拝)

 

 

もともと我々夫婦のコミュニケーションは、

上記の水の例にもあるように、

 

私はAがしたい、それにはBという意味がある。それについてどう思いますか?

みたいな、面倒くさい方法だったんですね。

 

お互いのタイプが全然違うので、

打ち合わせしておかないと、マジで「賢者の贈り物」状態に。

 

相手に良かれと思って、すれ違うことになりがち。

夫婦の阿吽の呼吸…ウチは無理そう。

 

たまに病院の待合室で、ほとんど会話のないご夫婦を見かけますが、

もしかしたら凄く息があってたりして←余計なお世話

 

パートナーシップって奥深いわ~

 

ま、私は冷たい水を持ってきてもらえば全然OKっす。

 

カーニバルはしばらく続きそうだし、

夫とも改めて長期戦の覚悟を共有する。

 

 

そうそう、筒美京平先生の代表作「また逢う日まで」に、

“別れのそのわけは、話たくなーいー”

と歌いあげる部分ありますよね。

あそこ、子どもの頃から疑問なんですが、

具体的な理由を話さないでいいんですかね←余計なお世話

本当、パートナーシップは奥深いわ…

https://www.youtube.com/watch?v=CCUN3658HKU