乳がんステージ4、主婦の日常生活。たまにお茶を添えて。

乳がん→肺転移。オタク体質のお茶好き主婦。基本は寝ています。

「今日の血管はハリがないね」

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イブランスを飲み始めて1か月経過。

相変わらずグッタリ感がありますが、そんな状態にも慣れてきたような? 

そして今週は採血がなかった!←大喜び

 

少し心に余裕があるので、横浜中華街で買って来た中国茶を淹れてみる。

ふう、大陸のお茶もいいですな~。

このお茶は「佛手」という岩茶の一種で、ちょっと土臭いような男性的な味わいです。

どんな淹れ方でも、何回か淹れても、そこそこOKなタフさが魅力。

 

このように私はお茶オタクでもありますが、私の採血をしてくれる方は、おそらく血管オタクだと思われます。←無理やり話を繋げた!

 

最近は採血する時に、こそっと指名させて頂いています。空いていればですが。

私自身が採血苦手というのも勿論ですが、どうもかなり採りにくいみたいで。

早い話が今のところ大丈夫なのが左手の甲のみ。

左の手の甲のみ!!←2回目

 

リンパ浮腫の防止のため、乳がんの手術をした方の腕では採血しないほうがいいとか。

これは諸説ありで、大丈夫という話も聞きますが、私はリンパ腺も少し取っているので、今のところ左腕オンリーで。採りやすい部分となると手の甲となってしまうのです。

 

お願いしているのは同年輩の男性で、100100中。痛みや内出血も少なめ。

無口な人ですがこの前ぽそっと「今日は血管にハリがないねえ」と言っていました。

多分、私の顔じゃなくて血管を記憶している模様。

もう少し掘り下げて話をしてみたいですが、お互いにそれどころじゃないのが残念です。

 

ストレスのない採血って、本当に素晴らしいんですよ。

それだけで治療に向かう気持ちがアップします。

全国採血選手権などがあるならば、全力で彼を推薦します。

もし何だったら担当者の指名にお金を払ってもいいです。本気で。

高い技術には正当な評価が与えられるべきと思うのです。

 

病院に通っていて、現場の人々の不断の努力を見ていると、それが仕事とは言え、やはり凄いし有難いなと思います。

同時にそれがきちんと評価されているのか気になります。

「やる気の搾取」みたいな場面が多くないかなと…。

あ、もしかして医療現場だけではないのか。う~ん。

 

たまに社会派なことを言い出して収集がつかなくなりました。

もう一杯飲むとしますか…。