「相談」はプロに
がんの転移がわかってすぐは、かなり混乱していました。早めに決めるべきことが山積みで。なんで私がと思ったし、やりたいことが沢山あるのに本当に悔しかった。
しばらくして、何も手に着かなくなりました。ああいう時の気持ちは何と呼ぶのか。具体的に「悲しい」とかではなかったなあ。暗い海の底にいて、感情など何も無い生物のようだった。このまま一人で消えてしまいたいなどと考えました。
どうやってそこから抜け出したのか、ハッキリとした区切りは覚えていないけれど、徐々に「それはそうと掃除するかな…」って感じになっていきました。
診察もまともに受けられなかった時から、病院内の「がん相談支援センター」にお世話になっています。誰でも無料でがんの相談ができるこの仕組み、もっと脚光を浴びていいのでは。
※がん相談支援センターについては、
「国立がん研究センター がん情報サービス ganjoho.jp」に詳しい説明があります。リンク貼っていいのかな。
https://ganjoho.jp/public/consultation/cisc/cisc.html
また、私は家の近所のメンタルクリニックも利用しています。
相談じゃなくても、気の置けない友人とパーっと飲んでガーっとしゃべるはいいよね~。なかなかできないけど(涙)。
そしてプラスの感情も疲れるかもしれない。いずれにしても調子に乗らないように気を付けつつ。気分のコントロールは本当に今後の生活を左右すると思っています。